ITごはん

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アイデアの作り方の基本

はじめに

今や、アイデアを出すことが求められるのは、 限られた職業の仕事ではなくってきましたね。

一方、「私はアイデアマンではないから」と、 アイデア出しに拒絶反応を見せる人も多いです。

今回は効率よくアイデアを出す方法を考えてみたいと思います。

イデアの作り方

そもそも、アイデアってどうやって作るんでしょうね。 まずは古典的名著である J・W・ヤングの「アイデアのつくり方」から、 そのエッセンスを学んでみましょう。

J・W・ヤングは、アイデアを次のように断言します。

**アイデアとは既存の要素の新しい組み合わせ以外の何ものでもない。**

その上で、アイデアの作り方として、以下のプロセスが必要だと説きます。

1 データ集め
2 データの咀嚼
3 データの組み合わせ
4 発見の瞬間
5 アイデアのチェック

以上のことから、分かる重要なことはイデアはゼロから生み出すものではない ということではないでしょうか。 そして、この基本をベースにすれば誰でもアイデアは生み出すことが出来ます。

また、よくゼロベース思考なんて言葉も言葉もありますが、 この言葉の本来の意味は、既存のやり方にとらわれないようにしようという意味で、 データもない状態でアイデアを練り直そうということではないので、 注意しましょう。

ブレストの基本

次に、集団におけるアイデア出しの手法として、ブレインストーミングがあります。 略して、ブレストとよく言われていますね。

ブレストとは、集団でアイデアを出し合うことによって相互のやりとりの中で生まれる連鎖反応や 発想の誘発を期待するアプローチです。

ただし、ブレストは以下のようなルールがあります。 皆さんブレストとやろうと言いながら、このルールを忘れてしまい、 効果が半減してしまうこともよく見られますね。

- 批判しない: 他人の発言を批判しない、批判すると発言できなくなります
- 自由奔放: 自由に恐れずアイデアを出していきましょう
- 質より量: とにかく、多くのアイデアを出すことが重要です
- 連想と結合: 他人の意見を聞いてそれに乗っかって、アイデアを追加・改良していくのがブレストの醍醐味です

オズボーンのチェックリスト

オズボーンのチェックリストは、 既存のモノ・サービスを見ながら、また 思いついたアイデアを更に発展させるために、 非常に有効なアプローチです。

以下のチェックリストを順番にみていって、 アイデアの生み出しや改良を行ってみてください。

・他に使い道がないか?
・他に似たものをさがしてみたら?
・変えてみたら?
・拡大したら?
・縮小したら?
・置き換えたら?
・配置や並びを換えてみたら?
・逆にしたら?
・組み合わせてみたら?

そして、さらにオズボーンのチェックリストを発展させた、 SCAMPER(スキャンパー)法というものがあります。 これも以下のチェックリストをもとに、 アイデアの生み出しや改良を行っていきます。

- 入れ替えたら?
- 統合したら?
- 応用したら?
- 修正したら?
- 使い道を変えたら?
- 取り除いたら?
- 並び替えたら?逆にしたら?

ネットを活用

そして、アイデアは既存のものの組み合わせと考えた時、 インターネットは素材の宝庫です。

なかでもおすすめなのは、 Google画像検索です。

Google画像検索を行うと、多数の画像が一覧として出てきます。

画像は、文字に比べて、情報量が多く、インスピレーションが生まれやすいです。 ずらずらと並んだ画像ををもとに、 上記のチェックリストなども活用しつつ、 アイデア出しことで、1時間で数十のアイデアを出すことも容易です。

エレベーターピッチでアイデアをチェックする

いいアイデアが生まれたら、 今度はアイデアを評価してみましょう。

他人に評価をお願いするのも重要ですが、 以下の様なエレベーターピッチのテンプレートを用いて、 アイデアを評価してみましょう。

※ エレベーターピッチとは、シリコンバレーの起業家の間で一般的になっている 30秒などの短い時間で自分のアイデアのエッセンスを、投資家に伝えるプレゼン手法です。 (エレベーターで投資家に偶然会った際に、30秒で投資家を口説き落とすための方法というのが由来で、エレベーターピッチと呼ばれます)

以下の[]の中身を埋めていきます。

- [課題解決]したい
- [対象]向けの
- [アイデア・商品名]というプロダクト・サービスは、
- [カテゴリ]です。

これは

- [重要なメリット]ができ、
- [代替手段・競合]とは違って、
- [決定的な特徴]が備わっています。

[]が上手く、埋めることができれば、 そのアイデアは、実現に向けたステップに進むことが出来るでしょう。

一応、例を揚げてみます。 例えば、以下の様な形となります。

- [家族に栄養がある料理を提供]したい
- [時間がない働くお母さん]向けの
- [食材すぐ来る!]というサービスは、
- [食材配達サービス]です。

これは

- [配達されるカット済み食材やレシピによって、美味しい料理の調理時間が大幅に短縮]ができ、
- [定期配達である類似サービスB]とは違って、
- [電話一本で1時間以内に配達できるサービス]が備わっています。

さいごに

言うまでも無いですが、 現代社会のあらゆるものは 先人たちのアイデアの実現した結果といえるのではないでしょうか。 そう考えると、先人たちのアイデアには本当に感嘆させられますよね。

個人的にはアイデア出しはエキサイティングで、楽しいプロセスだと思います。 ぜひ、基本を抑えて、沢山アイデアを出してみてください。