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【企画】発注者のためのアプリ開発のポイント②

はじめに

前回は、アプリ開発における事前準備と、 全フェーズ共通して気をつけるポイントを書きました。

今回は、企画です。 企画は皆さん、楽しいプロセスです!

「ああでもない、こうでもない」と頭をひねりながらも、 新しいアプリの構想を描くのは楽しいプロセスです。

一方で、企画が間違っていると、せっかく作っても、 全くだれにも使ってもらえない、なんてこともよくあります。

それでは、そんな企画フェーズのポイント見て行きましょう。

1.企画

まず、企画フェーズのゴールは何でしょうか。

ここで明らかにすべきは

- (1)アプリの概要、特長
- (2)ターゲット、ユーザーのメリット
- (3)マネタイズ方法 
- (4)大まかなスペック
- (5)スケジュールとリソース

になります。 これらを整理して、企画書としてまとめます。 それでは一つ一つ見ていきましょう。

(1)アプリの概要・特徴

何はともあれ、どんなアプリか考えなければいけません。 ツール系、ゲーム系や、どういったジャンルか、 その大きなイメージを整理しましょう。

(2)ターゲット、ユーザーのメリット

そして、そのアプリを利用して欲しい、ターゲットを明確にしていきましょう。 年齢や性別や、利用されるシーン(職場で、出社中、学校で、友達と〜)など、 可能な限り具体的なほうが良いです。

「みんなに使ってもらえるアプリ」といような、 ターゲット設定はやめたほうがいいです。

そして、このターゲット設定こそが、 開発する機能の優先順位だったり、デザインのテイストだったり、 その後の全ての判断軸になってきます

(3)マネタイズ方法

次にマネタイズです。無料+広告、有料、無料DL+課金アイテム、月額課金など、 マネタイズ方法はいくつか方法があります。

また、アプリのリリース戦略として、 最初の一年は無料で沢山ダウンロードしてもらって、 二年目から広告や課金アイテムを入れていこう、 なんてものもありです。

ちなみに、マネタイズはAndroid/iOSでそれぞれ、 違いや制約がありますので、そういう部分はしっかり事前に確認しておいてください。

(4)大まかなスペック

対応するOSや他に連携するサービスや、 スマホなのか、タブレットなのかなど、 大まかな全体的なスペックを決めるのも企画フェイズのタイミングで 行っておいてください。

(5)スケジュールとリソース

企画が終わると、設計・製造と続くわけですが、 そのスケジュールと、リソース(予算、人員、など)を 明確にしておいてください。

徹底した競合調査

そして、この際に徹底的に行なって欲しいのが、競合調査です。

もしかしたら、天から降って湧いてきたひらめきをベースに 企画されるかもしれません。 ですが、悲しいかな、人が思いつくものというのは、 他の誰かが思いついていたりするものです。

少なくとも類似のアプリは必ずあります。

私も、夜中に思いついたアイデアが、 「これは絶対イケる!!」なんて思って、調べると 似たようなアプリがあり、しかももう既にポジションを気づいていたりすると、 意気消沈してしまうことがよくありました。

ただし、同じ・類似のアプリがあるからといって、 そのアイデアをボツにしましょうということではありません、 類似アプリは競合になるわけですから、 その弱点を狙うことや差別化を図ることで成功するケースも沢山あります。

そのアプリがどんな内容で、 可能であればどれくらいDLされているかも可能な範囲で、 調べてみてください。

(AndroidではGoogle PlayにDL数のおおよその数が分かります)

なぜ、Webではなく、アプリで出すか

そして、これについてもしっかり考えてみてください。 アプリでないといけない理由を見つけて下さい。

最近のWebアプリ(=Webサイト、Webサービス)で使用されている HTML5という標準的な技術を使えば、 昔はモバイルアプリの専売特許のようなものだった、 カメラやGPS、加速度センサー(アプリの傾きなどを検知するセンサー)を 使ったWebアプリを作ることができます。

Webサービスとしてリリースすれば、 ユーザーはリンクさえ踏めばいいわけですから、 比較的容易にそのサービスに呼びこむことができます。

SNSなどのソーシャルメディアからの呼び込みも相性が良いです。

弊社のクライアントの中でも、 初めはアプリを出したいんだっ、と仰っていた方も、 よくよく話を聞いてみると、 それなら、アプリではなく、Webアプリとして リリースしたほうがいいよね、と話の流れが変わることも正直言うと多いです。

アプリ開発し、リリースしたとしても、 ダウンロードの壁があります。

これは、実は安易には乗り越えられない壁です。 一方、Webサービスとしてリリースすれば、 ユーザーはリンクさえ踏めばいいわけですから、 比較的容易にそのサービスに呼びこむことができます。

しかし、やはりアプリのルック&フィールは、 モバイルWebサイトに比べて、一日の長があります。 早いレスポンス(反応速度)や、見た目のキレイさ、 などアプリはWebアプリにはない魅力があります。

アプリの企画書のサンプル

上記をまとめて、企画書にまとめるわけですが、 参考となる企画書のサンプルをあげておきますので、参考にしてみてください。

・BB-WAVE 投資効果“13倍”を実現した、「餃子の王将 スマートフォンアプリ」提案書 http://bb-wave.biglobe.ne.jp/pre/kikakusyo/1311/

・slide share ゲーム企画書の書き方? ~大久保磨編~ http://www.slideshare.net/OsamuOhkubo/ver100-29431036

・経営ハッカー 1億円以上稼ぎだした有名企画書からビジネスのイロハを学ぶ5選 http://keiei.freee.co.jp/2014/12/08/1okuen-yuumeikikakusyo/

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