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【書評】エースと呼ばれる人は何をしているのか

はじめに

エースと呼ばれる人は何をしているのか

エースと呼ばれる人は何をしているのか

私は今も昔もポップ・ミュージックが好きなので、 音楽番組は今も欠かさず録画しては夜な夜な見たりしている そんな音楽番組を見ながら、思うのは最近は、振り付けが面白いな〜と思う。

昔の振付はどちらかと言うと、海外のシーンの輸入のようなスタイルが 多かったように思うが、 今の振付はそれらを昇華させ日本独自に発展してると思う。

特に、Perfumeきゃりーぱみゅぱみゅなんか等の振り付けをしているMIKIKO氏や、 モーニング娘。AKB48、ジャニーズなどの 振り付けを担当している夏まゆみ氏の振り付けは秀逸で、

どうしてそんな振付を思いつくんだろうな、なんて感動することもしばしばです。

今回はそんな訳で、ずっと気になっていた振付師の一人、夏まゆみ氏の 「エースと呼ばれる人は何をしているのか」を読んでみました。

エースとセンター。エースになる方法

内容はビジネスマン広く一般に共感を得られる内容です。 こう読んでみると、 アイドルや芸能界の世界と、一般ビジネス社会で隔絶していると、 思いがちですが、その本質は変わらなんですね。

また、他の仕事論的な本と違うのは、 前田敦子さんや大島優子さん、志村けんさんなどの みんな知っている登場人物とのやりとりの中で得たことが書いてあり、 楽しんで読めます。

著者は本の中で、豊富な指導経験をもとに 「エース」になるためのどうしたらいいか、その心構えを説いています。

まず、「エース」という言葉ですが、「センター」と比較するなかで、こう定義しています。

センター ・・・ チーム全体の中心のポジションに立ち「チームの顔」として振る舞う人

エース・・・ 自分自身の実力や魅力を、発揮するべき場所で十分に発揮し、輝いている人

そして、エースになる方法として、冒頭で結論としてこう書いています。

①自己を確立し

②自信を持ち

③前に向かって進む

p5〜6

そして、上記の①〜③の詳細を説明する形で、各章が構成されます。

次に、本書の中でも特に共感したポイントをピックアップしてみたいと思います。

「自信をもつ方法」

私も仕事柄、よく会議室で進行役(ファシリテート)することが多いです。 そんななかで、全く発言しない人がいると、話を振ったりします。 そうすると、その人はそれなりにしっかりと意見を言えたりします。

あとで、「なぜ、あんなに良い意見を発言しなかったの」と聞いてみると 「自信がない」と答えられることが多々有ります。 自信を持つことができないというのは、多くの人にとって、共通の悩みですね。

著者は自信をもつ方法として 自分の中に核となる強みを一つもつことができれば、自信をもつことができる。 その強みがあれば、それをよりどころに様々な困難を乗り越えていける。 と言います。

これには共感できます。多くの場合、会議での発言なんか、 みんな当を得た発言をしているわけではありませんよね。 そういう意味では自分の中でコアな強みを認識できているか、否かは重要ですね。

そして、

ゼロになること

ゼロになることの大切さを説いています。 ゼロになるとは、素直な気持ちで相手のアドバイスを受け入れること、 見栄やプライドを脱ぎ捨て、熱意と誠意でぶつかることを言います。

たしかに、ある程度のキャリアを積んでいくと、 自分の実績や成功体験に縛られたり、それを鼻にかけ、 相手の言うことに素直に聞けなくなります。 私も気をつけているのですが、相手の主張には、 そのように主張するだけの理由があり、 すくなくとも1片の真実が隠されているように、思います。 その1片の真実を取りこぼさず、 成功や成長に結びつけていくために、 ゼロになることは大切だと改めて感じました。

おわりに

実際の問題として、確かにみんなが「センター」にはなれないですよね。

ただし、近代社会では多くのビジネスでは組織化され、細分化・専門化されている このことをもって、経済が未曾有の発展を遂げました。

そういった、数々の部署やチームにおいて、 営業部のエース、◯◯課のエース、◯◯プロジェクトのエース、といった あらゆる場所においてエースを待望していると感じます。

そういった文脈の中で、自らエースを目指し、前進する人にとっては、 本書の内容は一読に値する良書だと思いました。